【赤ちゃんの日焼け止め】いつから何を使う?おすすめ市販品はコレ!
赤ちゃんに強い日差しが当たっているのを見ると、日焼け止めは必要?と疑問に思いますよね。
紫外線が増加している今、場合によっては必要だと言えます。
しかし、未熟な赤ちゃんの肌は日焼け止めが負担になってしまうかもしれません。いつから、どんな製品を使ったらいいのでしょうか?
この記事では、赤ちゃんの日焼け止めについて疑問を解消していきます。
目次
赤ちゃんの日焼け止めはいつから必要?
目安は生後6ヶ月
こどもに日焼け止めなんて必要ないと言う方もいるかもしれませんが、年々オゾン層の破壊が進み、日本に降り注ぐ紫外線も増加しています。
赤ちゃんの内から紫外線対策を考え、我が子の皮膚を守ってあげましょう。
生後1カ月検診で「これからはお散歩も楽しんでください」と言われた際に、助産師さんに日焼け止めは必要か聞いてみると
「まずは日焼け止めじゃなくて、帽子とかを使ってね。日焼け止めを使うなら生後6カ月頃から」と言われました。
後ほどお伝えするベビー用UVクリームの説明にも生後6カ月からご使用下さいと書いてあります。
生後6ヶ月以上であれば問題ない、というのがアメリカの皮膚科学会が出している答えです。
(引用元:ドクター野田 ニューヨーク皮膚科医のブログ)
アメリカの基準が参考になっているようです。
生後6ヶ月からのベビー用日焼け止めの使用が、世界的に推称されているんですね。
基本は日差しを遮ること
日差しの強い時間帯に長時間屋外にいることを避けることが、まず第一です。
お散歩は朝方と夕方がいいですね。
そして、帽子、ベビーカーの日よけ、日傘などを使って、日差しが当たらないような工夫をします。
生後6ヶ月未満なら、これで十分です。
それ以降は、肌の様子を見ながら日焼け止めを使っていきます。
1歳頃には、お散歩だけでなく外遊びも多くなり、日焼け止めの必要性が増えますね。
日差しの強い日には特に、日焼け止めを忘れずに。
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶときのチェックポイント
☑紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤を使用している
紫外線をカットする素材には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。
吸収剤のほうが肌に対する負担が大きいので、赤ちゃんにはより低刺激の紫外線散乱剤をおすすめします。
紫外線吸収剤不使用と書いてある商品ならいいですが、見分けられない場合は成分表示を見ましょう。
「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」、「ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル」といった成分は代表的な紫外線吸収剤です。
紫外線散乱剤には主に「酸化チタン」と「酸化亜鉛」が使われています。
☑紫外線散乱剤がコーティングされている
紫外線散乱剤は紫外線吸収剤に比べると低刺激ではありますが、全く無害というわけではありません。
活性酸素の発生や金属アレルギーよる刺激によって肌トラブルを引き起こす可能性があります。
酸化チタンや酸化亜鉛がシリカなどの素材でコーティングされていれば、このような刺激が抑えられてより安全に使えます。
確認したい場合はお客様センターに問い合わせすると教えてくれます。
☑その他注意するポイント
専用クレンジングが必要な日焼け止めは、使わないようにしましょう。
お湯や石けんなどで落とせるものが安心です。
また、成分表示を見て以下のものが入っていたら刺激になる可能性があります。
自然派をうたった商品に含まれていることがありますので注意してください。
・エタノール
・カリ石けん素地
非イオン性の合成界面活性剤を使った製品は安全性が高く低刺激です。
詳しくはこちらの記事もご覧下さい。
市販品の赤ちゃん用日焼け止めの中でおすすめしたい商品
アトピタ保湿UVクリーム
市販品の中ではこれしかない!と言えるほど(ホントに)オススメなのが、生後6ヶ月から使用できる『アトピタ 保湿UVクリーム(SPF29++)』です。
大半のドラッグストアのベビー用品コーナーに置いてあると思います。
白残りせずよく伸びるのでサッとつけることができ、石けんなどでしっかり落とせます。
紫外線吸収剤は不使用です。
問い合わせたところ、酸化チタンと酸化亜鉛はシリカでコーティングされており、ナノ化されているとのことでした。
ナノ化の安全性を心配する声もありますが、現在日本の化粧品業界では安全だという見解で製品が作られています。
個人的にはあまり心配する必要はないと思っていますが、ここは個人の判断になるところです。ナノ化に関してもこちらの記事で詳しく書いています。
アトピタ保湿UVクリームの製品情報
容量:30g
参考価格:699円(税込) (参考:Amazon)
製造メーカー:丹平製薬株式会社
全成分:水、シクロペンタシロキサン、BG、酸化チタン(UVカット成分)、ジメチコン、ステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸PEG-60グリセリル、酸化亜鉛(UVカット成分)、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラノリン脂肪酸コレステリル、ヨモギエキス、ベヘニルアルコール、PCAジメチコン、含水シリカ、ハイドロゲンジメチコン、フェノキシエタノール、PEG-10ジメチコン、キサンタンガム、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、水酸化Al、ヤシ脂肪酸スクロース、スクワラン、トコフェロール、ポリソルベート60
(引用元:丹平製薬株式会社)
おわりに
子育て中の日焼け止めは、自分にも赤ちゃんにも伸びが良くてサッとぬれることが大事です。
アトピタは塗りやすいので、日焼け止め効果が十分に発揮されやすいと言えます。
それからコストパフォーマンスも大事ですよね。
某通販サイトの日焼け止めは安全性が高くても価格が・・・アトピタUV保湿クリームは、そんなママの味方です。
化粧品は相性がありますので最終的には使ってみないと安全に使えるかはわからないものではあります。
赤ちゃんの肌にも自分の肌にも、必ずパッチテストをして様子をみてから使うようにしましょう。