【ゴムを伸ばす方法】ウエストのきついズボンやヘアバンドもOK
ゴムがきついから、もう使えない!と諦める前に···
アイロンを使えば、簡単にきついゴムを伸ばすことができるんです。
お直し屋さんに出す必要もなく、ミシンが使えなくても大丈夫。
ウエストゴム、ヘアバンド、水泳帽子など様々な「きついゴム」を伸ばして使うことができます。
ブラのアンダーがきついときにも助かりますよ!(伸びすぎ注意)
火傷や、生地が傷む可能性には注意が必要ですが、この方法を知っておいて損はありません。
「あとちょっと伸びたらなぁ〜」という場合におすすめの方法です。
目次
ゴムを伸ばそうと思ったきっかけ
それは娘の誕生日に、ヘアバンドを買ったときのことでした。
ネットでサイズを見て買ったのですが、届いたものを装着してみると、予想外にきつい!
締め付けて血行を阻害しても良くないし・・・
しかし可愛いヘアバンドをどうしても使いたくて、ゴムを伸ばすことにしました。
どのくらい伸びるのか
ゴムを伸ばすには、「スチームアイロン」をかけます。
こちらのゴム製作所のホームページを参考にしました。
リンク先では、スウェットのウエストゴムを伸ばすのに、スチームアイロンを15分かけたとあります。
何cm伸びたのか書いていませんが、ゆるゆるです。
実際15~20分ほどズボンにアイロンがけしてみると、だいたい平置き2~3cm(ウエスト周囲で4~6cm)サイズアップします。
ウエストサイズ61cmが67cmに・・・あ、体型がバレてしまいますね(笑)
ヘアバンドや水泳帽子なら、このくらい伸ばすのに5分もかかりません。
ちなみにボタンやフックなどがあるズボンやスカートには、こんなモノが使えます。
ウエストゴムを伸ばす商品はありません。
あったとしても、アイロンで伸ばせるので買わなくて大丈夫ですね。
スチームアイロンでゴムを伸ばす方法
<注意事項>
・火傷に注意する。
・生地が傷む可能性があるので、様子を見ながらスチームをかける。
・あて布(ハンカチなど)を使う場合、どうなってもいいモノを使う。
・伸び具合を確認しながら行う。
きついウエストゴムを伸ばす
1.アイロンは高温に設定し、スチーム機能をONにする。
2.アイロン台を使ってゴムをピーンッと伸ばした状態にする。
子供用のズボンの場合は、アイロン台に引っかからないので、丸椅子の脚を使いました。
これはアイロン台がない場合にも使えますが、何も使えなそうな場合は水泳帽子を伸ばす方法を参考にして下さい。
大人用なら、このように引っ掛けます。
生地の傷みが心配な場合は、薄手のハンカチなどの「あて布」を被せます。
あて布なしでも、念のためズボンを裏返せば安心です。
3.横にゆっくり動かしながらスチームアイロンをかける。
まず、前側を10分アイロンがけしたら様子を見ます。(心配なら5分で)
伸び具合を見て良ければ終わり、足りなければ後ろ側を更に10分ほどアイロンがけします。
それでも足りなければ時間を追加しますが・・・ここまで伸ばす機会はあまりないと思います!
きついヘアバンドを伸ばす
ヘアバンドはアイロン台があれば、ちょうどよく引っ掛かかります。
熱による素材の傷みが不安なので、あて布を置いて慎重にスチームアイロンをかけます。
1箇所につき10秒ずつ止めてスチームをかけ、隣に位置をズラしていきました。
写真ではアイロンを縦に構えて慎重にアイロンをかけてますが、素材の傷みが心配なさそうならウエストゴムを伸ばす方法と同様に、横に構えると早いです。
たまに娘の頭にヘアバンドをかぶせてサイズを確認しながら、3周ほどスチームをかけたところで止めました。
きつい水泳帽子を伸ばす
基本的にアイロンがけNGと表示されている水泳帽子も、様子を見ながら挑戦してみることに。
この水泳帽子も、もうひと回りサイズが大きければちょうどいいのにな、と思っていました。
水泳帽子はアイロン台に引っかかるほど伸びないので、片端を足に引っ掛け、反対の片端を手で引っ張って伸ばします。
アイロン台がない場合も、このようにして、布団などの上でスチームアイロンをかけるといいと思います。
ただ、「アチッ!」となる可能性が高いので、手と足の火傷には充分気をつけて下さいね。
スチームをかけた時間はヘアバンドと同じく、1箇所10秒ずつです。
伸び具合を見ながら、3周ほどスチームをかけました。
あて布なしでも大丈夫そうだったので、使いませんでした。
文字などのプリントは、熱で溶ける可能性があるので、注意してください。
ゴムを伸ばした結果
<ウエストゴム>
ゴムを伸ばす前は平置き20cmでした。
前側10分のアイロンがけで1cmほど伸びました。
さらに後ろ側10分かけると、また1cm伸びて、平置きでトータル2cm(ウエスト周囲4cm)サイズアップしました。
お腹周りが快適そうになりました。
<ヘアバンド&水泳帽子>
スチームアイロンをかけた結果、ヘアバンドも水泳帽子も平置きで1.5〜2cmほど伸びました。
生地の傷みも気にならず、満足のいく仕上がりです。
これで、どちらも娘の頭囲にピッタリのサイズになりました。
使いづらかったヘアバンドも水泳帽子も、お蔵入りせずに済んで一安心です。
おわりに
アイロンでゴムを伸ばす方法を知ってからは、色々なゴムをサイズ調節できて、助かっています。
あとちょっと緩ければ・・・って意外とありますね。
火傷と生地の傷みに注意して、この方法を試してみてください。